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2018.08.09

新たな価値を求めて

十津川村では、吉野林業の聖地である川上村から梶本修造先生をお招きし、「梶本式立木乾燥」について研修を行いました。
木を伐り倒した後、木から水分を抜くために半年から1年かけて「葉枯らし」という期間を古くから設けてきました。今回は、木を生かしたまま乾燥させる「根元加工」について研修を行いました。
この乾燥方法が成功すると、丸太の芯から水分を抜くことが可能となり、また、色・艶を残すことが可能となります。
色・艶を残すことで、「天然乾燥材」として新たな価値を生み出すことができます。
今回の研修では、村内の複数の林業事業体から研修生を派遣いただき、梶本先生の指導のもと大変熱心に研修を受けていただきました。
今回根元加工を行った立木は秋以降に伐り出し、どのような製品となるか調査を行います。

講師の梶本先生

先生と研修生で記念写真

梶本先生の指導を受けて実習を受ける研修生