2010年より毎年秋に京都市内の劇場を中心に世界各地から先鋭的な舞台芸術を紹介してきた「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」。
8回目となる今回、金氏徹平『tower (THEATER)』@ロームシアター京都 サウスホール の舞台セットに十津川村森林組合が提供した十津川村の木材が使用されました。
舞台美術を担当された
ドット・アーキテクツ 様から「本物の木を使いたい」とお声かけいただき実現した今回のコラボ。抽象的な内容の演目だからこそ、十津川村の木のリアルな存在感が際立っていたと言えるのではないでしょうか。
コンテンポラリーな舞台美術と十津川村という意外な組み合わせに木材利用の新たな可能性を感じますね。
今後も山村と都市をつなぐ木材利用が生み出す新たな価値観にご期待ください。
(以下「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」パンフレットより引用)
舞台上に約6mの、大小いくつもの孔の空いた、抽象的な建築物である「tower」を建築ユニットのdot architectsと共に、絶えず様々な物や現象や人が出入りする機構を含めて制作します。それらの機構やイメージを基に小説家、劇作家、演出家、俳優、ミュージシャン、アーティストたちがパフォーマンスや演劇を、時にはそれぞれの領域を逸脱したり、放棄したり交換しながら制作する。
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